試合結果 | 日本ハンドボールリーグ

第44回日本リーグ

2019-2020 Season

試合結果

RESULTS

JHL戦況報告　第3週

第1日・2019/07/27(土)

　『大崎電気の攻撃力が、後半で爆発する』
　高めにプレスして守る琉球コラソンと、高身長を活かして一線で守る大崎電気。序盤は一進一退の展開だが、大崎電気3番小澤が速攻で3連取してリードを作る。対する琉球コラソンは1番棚原がディフェンスの隙間を縫うようなシュートで追いかけるも、差は開いたまま前半を終える。
　後半に入ると大崎電気の攻撃力が爆発し、21番安倍、8番東長濱を中心に大量得点で突き放す。琉球コラソンは7人攻撃を仕掛けるが、上手くゴールにつながらない。終わってみると、危なげなく試合を制した大崎電気が開幕4連勝を飾った。

　『大同特殊鋼、危なげなく4連勝。』
　大同特殊鋼No.14尹の得点でスタート。大同特殊鋼はサイドシュート、速攻等で得点を重ねる。北陸電力はNo.6松島のサイドシュート等で得点を重ねるが、なかなか連続得点ができず、大同特殊鋼が6点リードで前半を終えた。
　後半、大同特殊鋼No.11平子のサイドシュート、北陸電力No.21中山の速攻等で、一進一退の攻防が続く。北陸電力は更に差を縮めようとしたが、シュートが枠を捉えることができず、大同特殊鋼が慌てずリードを守り31対24で終了した。

　『接戦を東日本が制す』
　トヨタ東日本が先制点を取り、トヨタ東日本がリードし、湧永製薬が追いかける展開が続いた。20分過ぎ、トヨタ東日本の3連続得点で、流れを掴んだと思ったが、すぐに湧永製薬の4連続得点で同点とした。ここでトヨタ東日本がタイムアウト。流れを止め、両チーム一点を加え、13-13の同点で折り返した。
　前半とは逆に湧永製薬がリードし、トヨタ東日本が追いかける展開となった。20分過ぎ、両チームとも2分間退場が出て、激しい攻防が続いた。ラスト40秒、トヨタ東日本がパスカットから速攻で同点にし、ラスト5秒でトヨタ東日本がタイムアウト。ラスト1秒で、トヨタ東日本10番玉井がサイドシュートを決め、勝利した。

　『トヨタ車体、大きくリードを広げ勝利を見せる』
　前半、ウルヴス福岡のスローオフで試合開始。開始1分、トヨタ車体No.11津屋がシュートを決めると続くNo.13岡元が決め好調なスタートをトヨタ車体が見せる。その後もトヨタ車体は得点を重ねる。追いつきたいウルヴス福岡は果敢に攻めるも、トヨタ車体の厚いディフェンスに苦しむ。中盤、ウルヴス福岡No.99伊藤がシュートを決めるも、得点は伸びず。トヨタ車体はチャンスを逃さず得点を重ねていき、前半19対8でトヨタ車体が11点リードで終えた。
　後半、少しでも得点を重ねたいウルヴス福岡。積極的に攻める姿が見られ、序盤ウルヴス福岡No.3久保が決めると7mスローをNo.20野口が確実に決める。その後も得点を重ね、勢いを見せるウルヴス福岡。高いディフェンスに攻めあぐむ姿がトヨタ車体に見られたものの、両者譲らない展開に。しかし、終盤にかけトヨタ車体も徐々に勢いを見せ、得点を重ねていく。その後、前半での差は縮まらず、トヨタ車体がリードを広げたまま試合が終了。38-20でトヨタ車体が勝利した。

　『緊迫の接戦、引き分けに終わる』
　前半、トヨタ紡織九州No.14梅本の速攻で試合が動き出す。対する豊田合成もNo.21小塩のサイドシュートで反撃。豊田合成No.9趙、No.10水町の連続得点でトヨタ紡織九州を突き放そうとするも、トヨタ紡織九州No.13李、No.7津山の7mスローなどで得点し、粘る。トヨタ紡織九州の時折見せる高いディフェンスに苦しむ豊田合成も、トヨタ紡織九州の攻撃に対し、パスカットからの速攻で得点する。前半は13対13で折り返す。
　後半は激しく点を取り合う展開に。トヨタ紡織九州はNo.24朴、No.13李の連続得点で初めて2点差に。一方の豊田合成もNo.9趙、No.23橋本の3点連取で再び逆転。後半、トヨタ紡織九州3点リードでたまらず豊田合成タイムアウト。試合の流れを変えようとするも、トヨタ紡織九州3点連取で一時4点差に。豊田合成も意地を見せトヨタ紡織九州に追いつき、残り2分28対28の同点に。緊迫の接戦は引分けに。